高砂

 知人の退職祝いが本日開かれる。 記念に松と翁と媼のめでたい「高砂」を贈ることとした。 なんで「熊手」と「箒」なのか? 以下引用します。 高砂人形は、幸せに年を重ねた理想的な夫婦の姿の象徴として、大変縁起の良い物です。結納品の一つとしてよく用いられ、特に関西・近畿地方から西日本では結納の中心に飾られる必需品です。結納が済んだ後も、贈られたそのままの姿で永く飾ることができるので、よい記念となります。高砂人形 は共に白髪になるまで 仲むつまじくとの願いで結納の一品目に加えられます。夫婦仲良く「お前百まで(掃くまで)わしゃ 九十九まで(熊で)」とそれぞれの手に熊手と箒を持たせ、ともに長寿をまっとうする願いを表しています。また こんな意味も・・・おじいさんの持つ『熊手』には『福をかき集める』、おばあさんの持つ『箒』には『邪気を払う』という悪魔を払い、寿福を抱くという意味があります。